ベアリングの詳細紹介

内部構造

ベアリングの部品
ベアリングの部品

シールド

ゴミの侵入防止と潤滑剤の保持をする部品です。 金属製シールドと樹脂製のラバーシールドがあります。 ラバーシールドは清掃、注油の時に取り外すことができます。

ボール

摩擦を減らす重要な部品です。 全ての加重がボールに加わるので強度と工作精度が求められます。 スチールやセラミック素材が使わています。

リテーナー

ボールを適正な位置に誘導する部品です。

内輪

トラックのシャフトと接する部品です。

外輪

ウィールと接する部品です。

ベアリングの取り付け

ベアリングはウィールの両面に取り付けます。 スケートボード1台で合計8個のベアリングを使います。 片面のみシールドが付いているベアリングはシールドのある面をウィールの外側に向けて取り付けます。

ベアリングの取り付け
ベアリングの取り付け
片面シールドのベアリング
片面シールドのベアリング

ABEC規格

品質を示す値としてABECという工業規格が使われています。 数値が大きいほど工作精度が高いことを示します。 初めての方はABECの低いベアリングでも十分お楽しみ頂けます。

ABEC表記をしているNINJA
ABEC表記をしているNINJA

ABECの無いベアリング

一部のベアリングはABEC規格の値を公表していません。 スケートボードに適した専用設計をしているためABEC規格で性能評価ができないためです。 ブランドごとにコンセプトが異なるので商品紹介などを参考に選んでください。

ABEC非表記のボーンズ・スイス
ABEC非表記のボーンズ・スイス

潤滑材の違い

スケートボード用ベアリングにはグリース、オイルの2種類が存在します。 目的に応じて使い分ける事をおすすめしています。

グリース・ベアリング

初心者におすすめのベアリングです。 潤滑材に粘性の高いグリースを使用しています。 オイル・ベアリングに比べてスピード性能は劣りますが、オイル切れを気にせず使用できます。 密閉構造でホコリの侵入を防ぐ製品も多くラインナップされています。 各社、メンテナンスフリーを意識した設計が多いのがグリース・ベアリングの魅力です。

オイル・ベアリング

スピードを必要とするプロフェッショナル向けのベアリングです。 潤滑材のストレスが少くスピード性能が高まります。 ホコリの侵入を防ぐシールドを意図的に外して回転性能を高めた製品もあります。 清掃とオイルの補充を定期的に行ってください。

スケートボードベアリング潤滑材の違い
左:グリース、右:オイル

メンテナンス

ベアリングは精密部品なのでホコリの侵入やオイル切れは厳禁です。 性能を維持するために定期的なメンテナンスをおすすめします。  

シールドの取り外し

ラバーシールドのベアリングは清掃前にシールドを取り外します。 安全ピンなどの先が鋭いものを使えば簡単に取り外せます。

ラバーシールドの取り外し
ラバーシールドの取り外し

洗浄剤

樹脂部品が使われているベアリングには樹脂を侵食しない洗浄剤を使用してください。 当店でお求めいただける製品では「ニンジャ・BEARING CLEANER ベアリング洗浄剤」、 ホームセンターなどで入手できる製品では5-56でおなじみの呉工業株式会社 の「パーツクリーナー プラスチックセーフ」が適してます。

ベアリングに適した洗浄剤
ベアリングに適した洗浄剤

洗浄

ケミカル洗浄剤を使って清掃を行うときは換気の良い場所で行ってください。 洗浄剤をベアリングに直接吹きかけても良いですがクリーニングボトルを使うと一度に清掃することができます。 樹脂製部品はケミカル洗浄剤などに弱い性質があるので長時間の漬け置き洗いはおすすめしません。

ベアリングの洗浄
ベアリングの洗浄

オイル補充

清掃のあとは必ずオイルを補充してください。 スケートボード専用オイルを使うようにしましょう。 代用品を使うときは樹脂を侵食しないオイルを選んでください。

ベアリングの注油
ベアリングの注油
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