2011年3月11日の震災から11年が過ぎて又、大きな地震が福島と宮城を揺らしました。
自然現象なので地震は止められないし津波も止められないことは理解出来るのですが原発問題は別だと考えます。原子力エネルギーは私達人間が使う為のエネルギーとして作られた物です。
原子力エネルギーは壮大なエネルギーを得る代わりに放射能漏れや事故などの危険な力も持っています。一番の問題はプルトニュームが出来てしまい無害になるまで数万年かかると言われていいる事です。勿論、悪い事ばかりでは無い事も招致しています。化石燃料を燃やしてエネルギーを作ろうとすれば地球温暖化につながるでしょうし、排気ガスも出ます。普通に暮らす私達にも影響を与えます。万が一、原発事故が起きて被害を被る人の数よりも化石燃料を採掘して起きる事故や排気ガスを吸って被害を被る人の方が多いとの予測もあります。
私達は何時も物事を先延ばしにして生きています。11年前から原発処理水は敷地内に溜まり、何時か貯めた原発処理水は海洋放出すると言い出すのだろうと思っていましたがいよいよ来年です。私達は震災で何を学んだのでしょうか。避難場所、避難経路、自分達の安全には経験を生かせています。避難の制度は地震が来るたびに上がり、人災は大きく減らすことが可能なぐらいに迅速ですが未来については知らんぷりです。
世の中には既得権があり、誰かが得をすれば誰かが損をします。自分の都合の良いように生きるためにあの手この手を尽くして生きている人もいます。今の私達は未来に負の遺産を残すことでクレジットを切っているのと同じです。経済はクレジットで拡大していきます。持っているお金や時間だけでは手に入れられない物を未来の人に借金として背負わせて経済発展を繰り返し生活しているのです。これから未来を生きる人たちはどの様に思うのでしょうか。私だったら絶対に嫌です。日本は益々人口が減少し私達が生きている間に世界中から見放される国になってしまうのかもしれません。未来を生きる若い世代とこれから日本を支え、子供達を育てていく世代人達と今を一生懸命生きている人みんなで未来のエネルギーについて話す最後のチャンスが今だと思います。世界では戦争があったりコロナウイルスなどでで益々経済か悪い方に進み化石燃料が高騰していく方に動きつつあります。化石燃料を燃やせば温暖化、原発を動かせば大きなリスク、迷う事ばかりですが未来を生きる人たちが方向性を考えて進むことに力を合わせて進めばけして間違った道には進まないはずです。どうか一度考えてみて下さい。
私は原発再稼働には反対です。今の原発は古すぎます。30年以上も前に作った原発がまともに動くはずがありません。どんな厳しい検査をしても又、同じことを繰り返します。太陽光発電や風力発電ではエネルギー全てを賄うことは無理だとも思います。プルトニュームが出ないような発電方法や化石燃料で二酸化炭素を多く出さない方法が必ずあると思います。原発処理水の海上放出は私達皆が電気を使ったクレジットの代償です。大切で大好きな海だから絶対に海に流すのは嫌ですが自分だけは関係なとも考えられません。大きな代償を支払うのですから何か未来を生きる人の為になる事を得ましょう。絶対に。