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福島第一原発沖海洋調査 17日実施

福島第一原発沖海洋調査の実施日が決まりました。これで何度目の延期なのかしっかりカウントしておりませんが、いわき放射能市民センターたらちね様との共同事業として確実に進めて行かなければならない福島での一歩目なので成功に結び付けたい。波浪はありそうで延期の予感もあるがその日を待つのみです。(写真の表層水は東松島市浜市ポイントの表層水をカールスバッドの大川さんがご持参してくださいました)感謝

福島第一原発沖海洋調査 延期

5月9日に予定されていた福島第一原発沖海洋調査は船長の判断で本日、延期が決まりました。

明日の調査の際にいわきまで表層水を届ける計画で本日地獄の11連勤から昼休みに抜けて波乗りがれら仙台新港の表層水を汲もうと思っていましたが、延期が決まり…延期の決定が皆様の動きに間に合わず、東松島市のカールスバッド大川さんが浜市ポイントの表層水を雨の中、届けて下さいました(感謝)再調査の日時が決まり次第、必ず届けます。阿武隈川河口のリアルサーフ残間さんには連絡が間に合いまだ汲んでいないので助かりましたとお言葉いただきました。リアルサーフさんの告知でご存じかとは思いますが本日より阿武隈川河口駐車場の利用状況が大きく変わります。リアルサーフさんのフェイスかブログを確認してからポイントに向かって下さい。

明日は突然の休み…と言ってもお店には来ますが、先ずは今からフォイルサーフィンの準備して明日はショートトリップしてお昼には店により海洋調査の新たな予定を確認して今週の予定を組みなおし。両親もどこか連れて行かなきゃな。もう二週間もどこもつれて行ってないから…時間だけが過ぎて行く。何かを得る事は何かを捨てる事。樹木希林さんの本にもっと良い表現で書かれていたが忘れてしまいました(残念な脳です)

2023年4月18日 仙台湾海洋調査 2

今回の水質調査の海水汲み取りポイントは仙台新港沖(駐車場より沖合1.5km.)閖上(駐車場より沖合1.5km)阿武隈川河口(駐車場より1.5km沖合)の3か所を地点と決めました。次回は東松島市の浜市まで行きたいと考えているが公安許可の関係で石巻にも届け出が必要で現在の私の時間では無理な範囲でありますがもし処理水が実際に流れたら石巻港に流れ込むシュミレーションを見ると何か手を打たねばと考えています。

事前に緯度経度グーグルマップで決めて、上保安庁にも届け出を提出して乗船予定者の皆さんの予定を調整するとかなりの時間を要するのが今後の課題でした。

先ずはポイントに到着後、水温等を正確に測定。

次に写真のプラスチックパックで表層水を40リットルくみ取ります。

(その前に表層水でそのポイントの水を汲んで容器の共洗いをしてから作業に入ります。進行方向左側で表層水を汲み取り右側で海底水をくみ取ります。

海底水は機械を海底まで沈め海底に着いたら1m上げます。(海底だと砂や泥が多く混じる為)1m上げて1分待って鉄の重りをロープにつけて落とします。落とした重りが機械に当たりふたが締まります。それを17m程、人力で引き揚げます。(これも40リットル)必要です。

写真は機械を引き上げ容器に海水を移す作業、この作業を3か所行います。

阿武隈川河口まで汲み取り今度は生態調査の為に魚釣りの準備をします。私は釣りの経験がないうえにあの匂いがたまらなく嫌いで人生初挑戦。

餌釣りとサビキ釣りとがあるらしくここで事件が発生、釣りに全く詳しくない私が間に入って決めたので解剖に必要とされる魚を釣る餌が無く目的以外の魚を釣る事になってしまいました(反省)それでもメバルとサバが釣れメバルは小骨があり解剖には最高らしく少し安心。

ここぞとばかりに釣り名人たちが釣り上げますが、私は餌をとられてばかり。

水を汲んだポイントごとに釣りを繰り返して行きます。

今回は海上も非常に穏やかで船上で先生方が大切な部分を生きの良いうちに摘出、本来であれなクーラーボックスに入れて東北大学に持ち込むところでしたが今回は大まかな処理を済ませたので先生方のみで解剖作業をしていただけました。作業時間短縮。

お弟子さんは釣りも忘れて真剣に見入っていました。

これで魚の位置もバッチリ。まるでドキュメント番組みたくハイ、仕掛け落としてください。しばらく釣れないと仕掛け上げて下さい。と放送で流れポイント移動、漁師さんの仕事がいかに大変か少し解らされました。

作業終了は14時、お手伝いいただいた皆様にジュースもお渡しすることも無くこの日を終えてしまいました(反省)

5月9日は延期が続いていた福島第一原発沖海洋調査の予定です。その際に東松島(浜市)、仙台新港、阿武隈川河口の表層水を各ポイントごとに40リットルくみ取り搬送する予定です。石巻はカールスバッドの大川様がご協力いただけるそうです(ありがとうございます)阿武隈川河口はリアルサーフの残間様がご協力いただけるそうです(ありがとうございます)

詳しいデーターがはっきり出るまでは最大一年以上かかる数値もあるそうです。今後、回数を重ねデーターの比較が出来るようにすることが当面の仕事となります。

 

 

 

2023年4月18日 仙台湾海洋調査 1

やっとこの日を迎える事が出来ました。延期(福一)を合わせて4回、期間5か月、2022年末には福島第一原発処理水の海上放出が春から夏にとの発表があったので2月には(春前の認識)処理水を流す前に普段通りの仙台湾の水質と生体の調査を行いたかったので何とか間に合って先ずは一安心。(朝6時半集合、県外からご参加いただく方をお迎えに4時半出発)写真は曲木港着午前5時50分。

少しづつ乗船予定の皆様が集まり6時10分、ミーティング開始、本日の仕事の内容を確認と説明。

リーダーである水藤様よりお話いただき、自己紹介を一人一人。

認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね 水藤周三様

東京大学名誉教授(大学院農学生命科学学研究科付属水産実験所) 鈴木 穰様

東北大学大学院農業学研究科海洋生命遺伝情報システム学分野助教授 農学博士 中嶋正道様

東北大学 長沼周平様

NPO法人気象危機対策ネットワーク代表 武本匡弘様

パタゴニア仙台 ストアアシスタントマネージャー 渡辺直様

えびす屋丸 船長 伊藤栄明様

それぞれの自己紹介を受けてメンバーを確認、出発準備に掛かりました.

機材等を積み込み予定時刻の6時30分出航

 

仙台湾水質調査実施決定

17日7時、えびすや様伊藤船長よりご連絡をいただき、明日の調査が実施がされることに決定いたしました。

第二管区海上保安部様に実施の連絡、関係各位様に実施の連絡、作業工程の確認、後は自分の準備をお店の営業が終わり次第、済ませます。実施状況は後日お知らせさせていただきます。

 

仙台湾海洋調査乗船メンバー最終決定

18日に行われる調査船の予定確認がが最終段階となりました。調査の為の釣りはメバルを目的とすることを決定。

最終乗船名簿作成

NPO法人いわき放射能市民センターたらちね 水藤周三様

NPO気象危機対策ネットワーク 代表 武本国弘様

東京大学名誉教授 鈴木譲様

東北大学准教授 中嶋正道様

東北大学 長沼周平様

パタゴニア仙台店店長 村山和重様

パタゴニア仙台店 渡辺直様

株式会社 エス・ツー ウエーブマスター 西村知之様

素晴らしいメンバーの皆様のお力をお借りすることとなりました。17日、船長より18日の出航予定の連絡をいただき次第、宮城海上保安部様に作業予定の日時をお知らせする。

低気圧等の接近が無い事、自然災害が起きない事、安全に作業が終わる事を願うばかりです。

毎日新しい事が決まる

目まぐるしく毎日新しい事が決まって行く。反対も賛成も無く議題に上がり通過。

そんなに簡単な問題でしょうか。私達はもっと真剣に考えなければ未来を生きる人に恨まれるばかりです。