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福島第一原発沖海洋調査及び仙台湾沿岸部海水調査

福島第一原発沖海洋調査の日程が決定いたしました。

7月2日に海洋調査実施の際に仙台湾沿岸部海水調査も実施します。

海洋調査が延期になっても海水だけはいわきまで運ぶことを決定しております。

前回の反省点

1. 海洋調査延期の際の沿岸部海水摂取の手間

2. 延期の際の予定決定までの調整の手間

3. 仕事が二回に分けられて体力的負担が軽くなる

4. 経費削減

5. 延期の場合、日数が一日増えるので沿岸部海水と切り離して考える

阿武隈川河口の沿岸部海水をリアルサーフ残間様にお力添えいただきます。

浜市沿岸部海水はカールすバット大川様にお力添えいただきます。

仙台新港は自分で摂取します。

 

原子力エネルギーにつて

原子力エネルギーが悪い問題ばかりでは無いことは充分に理解しております。

安全に運用できて使用済み核燃料が出なければ環境問題にも応えられる素晴らしいエネルギーだと思います。

ですが日本は島国です。活断層も多く地震と津波のリスクが高すぎます。にもかかわらず原子力発電所は冷却水を大量に使う為、海岸沿いに集中しています。高レベル放射線廃棄物の処理方法なども決まっていないのに原子力エネルギーを使うのは未来を生きる人にあまりにも無責任な行動ではないでしょうか。もっと未来を生きる人達の声を聴くべきです。

包み隠さず情報を公開し未来を生きる人達と話し合いの場をもっと沢山もうけていただきたいと思います。起きてしまった事をせめぎ合っても何の解決にもなりません。未来を見据えて話し合いを進めるべきです。

残念ですが私達は過去に起きた事(歴史や経験)でしか物事を学べません。今回の処理水放出問題もそうですがあまりにも情報が少なすぎますし議論がなされていません。

互いの立場を尊重し丁寧に話し合いを重ねれば絶対に解決策は見つけられます。 歴史や経験が教えてくれているように原子力エネルギーは高コストで安全性にも不確実で最終的にゴミが残るのでは未来の人が使っていくエネルギーとして選択出来ないと思います。

今の処理水の問題だけでもタンクに溜まっている処理水を海に流すだけで30年以上かかり、そのほかに毎日処理水が100トンから貯まるのですから終わりがありません。その上、世界でまだ誰もやった事のないデブリの取り出しから廃炉です。100年単位の仕事になります。それにはいずれ私達の電気代や税金も間違いなく使われます。

現在、東京電力の筆頭株主は日本国ですし国営化された企業と同じです。間違いがあっても発表出来る機能は働くのでしょうか。

第三者の目が必ず必要です。 海洋調査はその第一歩です。目で見て確かめて心で感じる。現場に出ることがいつか役に立ちます。

現在、私はボランティアです。誰か未来の為に興味を持って参加出来る方いらしたらお知らせいただければ幸いです。よろしくお願い致します。

未來のエネルギー問題

 

未来のエネルギー問題をどう考えるかについて書きとめたいと思います。

世界の一部を除いて原子力は戦争兵器(破壊力)として使うのではなく平和的に使う道を進んでいけそうな時代になりました。こんなように思うと原子力は未来のエネルギーにふさわしいようにも思えます。

私達は火のエネルギーとお別れをしなければならない時に来ているのだと思います。 化石燃料は使いやすいですが問題も多くあります。

頼りにしようと再生可能エネルギーを調べてみればまだまだ頼りきれません。

色々なエネルギーの事も調べ考えて未来の人が使うエネルギーを決断して行かなければならない私達に残された時間はもうごくわずかです。日本政府はエネルギーのベースロードを原子力にすることに大きく舵を切りました。

ここに来て一気に原子力再稼働のニュースが当たり前のような取り上げられています。 本当にそれでよいのでしょうか。12年前の福島第1原発事故は私達に何を伝える為に起きた事故だったのでしょうか。事故から10年が過ぎて皆んなの生活がある程度目処がついたら海との生活を改めて考えようと思っていた矢先に発表された国の方針転換に憤りを感じる様になって一年ぐらいになります。

私自身、色々な事を考え処理水の調査測定に参加する事を決め、今後はエネルギー問題と海洋ゴミ問題に残りの人生の時間を使うことにしました。50年も使わせてもらった海だから少しでも良い環境で未来の海を使う人達に引き継げるよう努力していきたいと考えました。

次回は原子力エネルギーについて書きとめたいと思います。