仙台湾海洋調査を4月23日に行うことで宮城海上保安庁様より許可をいただきました.予備日を合わせ5月30日までに完了させる予定です。調査ポイントは阿武隈川河口沖、仙台新港沖、浜市沖の3か所となります。
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仙台湾数値発表されました。
10月5日 仙台湾海洋調査 完了
仙台湾海洋調査 行程と調査内容
日時:2023年10月5日(木) 5:30集合 6:00出航
集合場所:曲木漁港 〒985-0001 宮城県塩竈市新浜町1丁目2
船:えびす屋丸
乗船予定人数:9名(えびす屋丸関係者を除く)
調査内容
- 海水採取
・仙台湾3地点(仙台港沖、阿武隈川河口沖、浜市沖)で、海水を採取する。
・表層の海水を水汲みバケツで採取する。
・底層の海水をバンドーン式採水器で採取する。
各セシウム用=20L、ストロンチウム用=20L、トリチウム用=2L
・水質チェッカー計で、水質調査を行う。
・採取地点のGPS座標については、船長に確認し記録をとる。
- 魚類の採取
・釣りにより魚類を採取する。
・調査の比較対象としてヒラメおよびメバルが採取できると望ましい。
・ヒラメ用の冷凍イワシおよびヒラメ仕掛け、メバルサビキについてはたらちねで用意。
・ジギングなどの方は各自用意。
・釣れた場所のGPS座標については、船長に確認し記録をとる。
- 持込・積み込み備品
・20Lポリタンク 12個
・2Lペットボトル 6個
・海水採取用布バケツ 2個
・バンドーン式採水器、ロープ、木枠
・漏斗
・水質チェッカー計
・空間線量測定器
・タオル・ナイロン袋・酔い止めの薬
・クーラーボックス、氷
・その他
福島第一原発処理水放出後初の調査を仙台湾で行いました。
今回も沢山の皆様のお力をお貸しいただきました。ありがとうございます。来月は福島第一原発沖の予定となっております。いわき放射能市民測定室たらちね様、鈴木 譲先生、パタゴニア仙台店様、カールスバッドサーフショップ 大川様、東北大学院生の皆様、次回もよろしくお願いいたします。結果で次第、ご報告させていただきます。
2023年 宮城県海洋調査と福島県沖合、沿岸部海洋調査測定値結果更新
仙台湾沿岸部海水調査海水お届けと福島第一原発沖海洋調査参加
8月1日18時、2日にお届け予定の仙台湾海水を積み込み、以外に6個は重い。
2日、4時20分出発、これからの調査の回数を考えると経費を掛けては続かないと考え、今回より6号線を選択、若いころは夜中に仙台を出て夜明け前に豊間について9時に波乗りを終えて12時お店オープンが出来ましたが少し歳を取り過ぎてそれは無理…無理せず走る事にしました。
富岡港6時40分に到着、天気は良いがうねりを伴っている為酔い止めを一つ飲んでおきました。ボードトリップもまずまずしていますがこの釣り船だけはなぜか酔ってしまいそうになるので保険の為に薬を服用。
7時前にはぽつぽつと乗船予定の皆さんが到着。機材等の積み込みを開始
船長の指示に従い積み込む。
積み込みが終わり港で海水を摂取。
プラスチックの袋でくみ上げ容器の共洗いを行います。
先生も乗船頂きいよいよ出航
福島沖初参加のパタゴニア仙台チーム
全てを熟知しているたらちねの水藤さん。
速度を上げて福島第一原発沖に向かいます。
指示待ちではいけない、見て仕事を覚える。撮影しながら段取りを覚える事に専念。力仕事は率先して手伝いそれ以外は覚えるように撮影と反復。
経験値の高い水藤さんはどんどん自分から仕事をこなす。
先生も黙々とご自身の仕事を進める。
最初の摂取ポイントに到着。経験値の少ない私達は水汲みに専念、リフトの様に海底22メートルから海水をくみ上げる仕事と表層水をくみ取る仕事に分かれて3か所進めて行く。
一か所ずつ正確に集めて行きます。
1ポイント表層20リットルと海底20リットルで40リットルを摂取
副船長も見かねてお手伝いしてくださいました。
帰りは釣り、解剖の為、一匹でも多く釣る。
三か所目摂取で全員が釣りの準備
イワシでヒラメ、ルアーでカサゴ、なんとサメ迄釣れるアクシデントで釣りも終了。漁港に戻り後かたずけをして昼ごはん…これが落とし穴でした。いわきに向かう途中で眠気に襲われ何とか到着しましたが危ないシーンが何度かありました(汗)
いわき放射能市民測定室たらちね様に到着。車から仙台湾の海水を下して次回の摂取に使うタンクを積み込み折り返し。
たらちね様の女性陣は非常にタフでびっくりです。仕事は早いし笑顔だし見ていてシャキッと気持ちが締まります。
次回容器を積んで仙台に向かうが地獄の始まり…途中何度も眠気におそわれ危ないシーンが多数。次回はお休み取ってから運転します。仙台到着は19時でした。
いわき往復4480円x2と燃料代4000円ですが高速を使わないので¥4000円でしたが時間はたっぷりのロングドライブ。でも年6回を考えると仕方がないのも事実。
次回の福島第一原発沖海洋調査は11月、仙台湾海洋調査は10月が予定されています。決定次第、ご報告いたします。
仙台湾沿岸部海水調査(仙台新港)摂取
仙台湾沿岸部海水調査海水お預かり
仙台湾沿岸部海水摂取容器受け渡し
福島原発沖調査に伴い
今回から経費削減の為、福島での調査の際に仙台湾の海水をいわきのたらちね様まで届ける事としました。日数、ガソリン、高速、お休み、等々、減るばかりなので予定を重ねて仕事を減らすことを考えました。
例え海洋調査が延期になっても海水だけでも運んでしまえば、各地で海水を集めていただく皆様にもご迷惑が掛かりませんし。海洋調査の延期があるとすれば事前に解るので無駄足にならない、交通費もかからないし一石三鳥!高速代は高速を使わない事で解消。6号線のドライブは長いが自分の頭の中の整理時間と思い決めた。8月2日から実施予定。
10月調査に向けて
10月予定で進めている仙台湾海洋調査に東松島市(浜市)サーフポイント沖を調査場所に加えること確認いいたしました。
仙台湾は広く長く最後が丸い。処理水の流れを正確につかむため湾曲になる部分も調査する。予想されるのは湾に溜まってしまう事が懸念されます。
調査範囲を広める事で石巻海上保安署様に届け出が必要になるかを正確に調べて的確に進める。私以外が週末お休みなので打ち合わせが土日祭日になってしまいます。この調査を進めてから週末の予定が取りづらく中々出かける事もままならない。自然を相手の調査なので延期も多い。予定を詰める方法も考える。