原子力発電はどのようにして電気を作る?(1-1)

1.いろいろな発電方法としくみの共通点

処理水のお話の前に原発はどのように電気を作るのから一つ一つおさらい出来ればと思います。

私達が使う電気は大半が発電所で作られます。原子力、火力、水力、風力等があります。

原子力はその中の一つです。

発電所では発電機を動かして電気を作ります。(フクシマから学ぶ4ページ図1 手回し発電機)

子供の頃、手で回した発電機…形は違えどだれしも記憶にあると思います。発電所で使う発電機はもっと大きい物でです。(フクシマから学ぶ4ページ図2 大きな発電機)

図2の大きな発電機を動かすには大きな力が必要です。発電所では発電機の軸にタービン(羽根車)をつけて羽を何かの力で回します。回す方法にはいろいろあって羽に川やダムの水を流し込んで回すのが水力発電で風の力で羽を回すのが風力発電になります。(フクシマから学ぶ4ページ図3 風力発電の仕組み)

やかんに入れた水を沸とうさせるとやかんの口から白い湯気の水蒸気が勢いよく吹き出します。

(フクシマから学ぶ5ページ図4 やかんから吹き出す水蒸気)この噴き出す水蒸気でタービン(羽)を回すことが出来ます。天然ガスや石炭を燃やして、ボイラーで水を沸とうさせて出来る水蒸気でタービン(羽)を回すのが火力発電の仕組みなんだそうです。以外に単純だと思いました。

因みに発電機を回す以外で発電する方法は本には2つ紹介されていました。

1.電池・電池は二種類の物質の化学反応で電気を作り出すのだそうです。

2.太陽光発電・太陽光発電は太陽電池(光電池)と呼ばれるシリコンの半導体でできた板に太陽光をあてて電気を生み出す方法で何かを動かして発電機を回す必要が無い発電方法です。

今日はこの辺で…次回は原発の発電のしくみを本に沿ってお知らせ出来ればと思います。

 

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