福島原発事故の(メルトダウン)ってなんですか?3-1

原発事故は起きて2カ月ほどしてから、原子炉内部でメルトダウンが起きていたということがいわれるようになりましたが、それはどのようなことですか。また、事故の結果、人々がどのような影響を受けたのか。(フクシマから学ぶ12ページ)

1.大地震で止まった原子炉

2011年3月11日、マグニチュード9.0の巨大な(東北地方太平洋地震)が発生しました。ほぼ同時に、福島第一原発電所(福島第一原発)でこれまで世界で経験のない重大な事故が発生しました。第一原発には1号機から6号機までありますが、地震が発生したときは1~3号機だけが運転中で4~6号機は定期点検のために運転していませんでした。

運転中だった1~3号機は、地震のゆれを感知して運転を止める装置(制御棒)がはたらき、原子炉での核分裂反応を緊急停止させました。これによって核分裂による熱の発生が止まり、発電を停止しました。(フクシマから学ぶ12ページ図1.図2)

地震が起きてもきちんと作動して緊急停止させたんです。すごいと思います。でも自然を相手に絶対は無いと凄く考えさせられました。

 

 

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