2024年9月12日6時出航、無事、調査完了いたしました。譲先生がコロナで東北大チームもお休みで5人となりましたが釣りも水もきっちりこなせました。お力添えいただきました皆様に心より感謝いたします。カールスバットの大川さん、パタゴニア湘南から牧野さん、フォイル先生のウーさん、隊長の水筒さんでした。次回は福島第一原発沖海洋調査と仙台湾海水調査と今年最後の大仕事となりそうです。
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不定期航路届提出
今回の調査から不定期航路届の提出を求められました。自力で何とかしようと努力したのですが船を出してくれるえびすやさんの協力がどうしても必要で時間がかかってしまいました。
8月で海上放出が始まって一年になります。今では放水前にニュースになる事も無く、いつか何事も無かったように本日放水しました程度になって行くのだと思います。
国が発表する数値だけで本当に大丈夫でしょうか。民間のしっかりした調査機関が絶対に必要だと思います。何も無ければそれに越したことはありませんが何かあったときに数値は必ず役に立ちます。今回は日程も合わず乗組員の手配もいまだ整っていません。前途多難ですが継続します。
お力添え頂ける方おられましたらお声掛けくださいませ。
福島第一原発沖海洋調査及び仙台湾沿岸部海水調査
4月23日 仙台湾海洋調査決定
仙台湾数値発表されました。
10月5日 仙台湾海洋調査 完了
仙台湾海洋調査 行程と調査内容
日時:2023年10月5日(木) 5:30集合 6:00出航
集合場所:曲木漁港 〒985-0001 宮城県塩竈市新浜町1丁目2
船:えびす屋丸
乗船予定人数:9名(えびす屋丸関係者を除く)
調査内容
- 海水採取
・仙台湾3地点(仙台港沖、阿武隈川河口沖、浜市沖)で、海水を採取する。
・表層の海水を水汲みバケツで採取する。
・底層の海水をバンドーン式採水器で採取する。
各セシウム用=20L、ストロンチウム用=20L、トリチウム用=2L
・水質チェッカー計で、水質調査を行う。
・採取地点のGPS座標については、船長に確認し記録をとる。
- 魚類の採取
・釣りにより魚類を採取する。
・調査の比較対象としてヒラメおよびメバルが採取できると望ましい。
・ヒラメ用の冷凍イワシおよびヒラメ仕掛け、メバルサビキについてはたらちねで用意。
・ジギングなどの方は各自用意。
・釣れた場所のGPS座標については、船長に確認し記録をとる。
- 持込・積み込み備品
・20Lポリタンク 12個
・2Lペットボトル 6個
・海水採取用布バケツ 2個
・バンドーン式採水器、ロープ、木枠
・漏斗
・水質チェッカー計
・空間線量測定器
・タオル・ナイロン袋・酔い止めの薬
・クーラーボックス、氷
・その他
福島第一原発処理水放出後初の調査を仙台湾で行いました。
今回も沢山の皆様のお力をお貸しいただきました。ありがとうございます。来月は福島第一原発沖の予定となっております。いわき放射能市民測定室たらちね様、鈴木 譲先生、パタゴニア仙台店様、カールスバッドサーフショップ 大川様、東北大学院生の皆様、次回もよろしくお願いいたします。結果で次第、ご報告させていただきます。
2023年 宮城県海洋調査と福島県沖合、沿岸部海洋調査測定値結果更新
仙台湾沿岸部海水調査海水お届けと福島第一原発沖海洋調査参加
8月1日18時、2日にお届け予定の仙台湾海水を積み込み、以外に6個は重い。
2日、4時20分出発、これからの調査の回数を考えると経費を掛けては続かないと考え、今回より6号線を選択、若いころは夜中に仙台を出て夜明け前に豊間について9時に波乗りを終えて12時お店オープンが出来ましたが少し歳を取り過ぎてそれは無理…無理せず走る事にしました。
富岡港6時40分に到着、天気は良いがうねりを伴っている為酔い止めを一つ飲んでおきました。ボードトリップもまずまずしていますがこの釣り船だけはなぜか酔ってしまいそうになるので保険の為に薬を服用。
7時前にはぽつぽつと乗船予定の皆さんが到着。機材等の積み込みを開始
船長の指示に従い積み込む。
積み込みが終わり港で海水を摂取。
プラスチックの袋でくみ上げ容器の共洗いを行います。
先生も乗船頂きいよいよ出航
福島沖初参加のパタゴニア仙台チーム
全てを熟知しているたらちねの水藤さん。
速度を上げて福島第一原発沖に向かいます。
指示待ちではいけない、見て仕事を覚える。撮影しながら段取りを覚える事に専念。力仕事は率先して手伝いそれ以外は覚えるように撮影と反復。
経験値の高い水藤さんはどんどん自分から仕事をこなす。
先生も黙々とご自身の仕事を進める。
最初の摂取ポイントに到着。経験値の少ない私達は水汲みに専念、リフトの様に海底22メートルから海水をくみ上げる仕事と表層水をくみ取る仕事に分かれて3か所進めて行く。
一か所ずつ正確に集めて行きます。
1ポイント表層20リットルと海底20リットルで40リットルを摂取
副船長も見かねてお手伝いしてくださいました。
帰りは釣り、解剖の為、一匹でも多く釣る。
三か所目摂取で全員が釣りの準備
イワシでヒラメ、ルアーでカサゴ、なんとサメ迄釣れるアクシデントで釣りも終了。漁港に戻り後かたずけをして昼ごはん…これが落とし穴でした。いわきに向かう途中で眠気に襲われ何とか到着しましたが危ないシーンが何度かありました(汗)
いわき放射能市民測定室たらちね様に到着。車から仙台湾の海水を下して次回の摂取に使うタンクを積み込み折り返し。
たらちね様の女性陣は非常にタフでびっくりです。仕事は早いし笑顔だし見ていてシャキッと気持ちが締まります。
次回容器を積んで仙台に向かうが地獄の始まり…途中何度も眠気におそわれ危ないシーンが多数。次回はお休み取ってから運転します。仙台到着は19時でした。
いわき往復4480円x2と燃料代4000円ですが高速を使わないので¥4000円でしたが時間はたっぷりのロングドライブ。でも年6回を考えると仕方がないのも事実。
次回の福島第一原発沖海洋調査は11月、仙台湾海洋調査は10月が予定されています。決定次第、ご報告いたします。