月別アーカイブ: 2011年9月

9.11 七ヶ浜 ビーチACT


朝は霧雨でしたが、皆さん元気に集まってくださっていました。熱くなく、丁度より温度でビーチクリーンに参加出来ました。(感謝です)

終了の挨拶から半年の節目に黙とう。

最後は皆さん自然に素直な心からの拍手でビーチを後にいたしました。素晴らしいビーチクリーンでした。
終了後、伊豆の平山孝継様からドリンクを沢山! 湘南の川端さんからSAVANNA50を沢山!
いただきました。こちらも重ね重ね感謝です。ありがとうございました。

7日現在・仙台新港の現状


本日は台風通過後の現状と今後のビーチクリーンの予定などの現状確認の為、港湾様の計らいで仙台新港に出かけました。まずは現状の報告から。

前回ビーチクリーンで歩いた場所も砂がかなり減っています。

正面側の階段です。階段の下に前回の中央階段の下と同じく、段差が出来てしまいました。

正面階段から杭前方向です。

中央階段を下から撮影です。

中央階段から河口側です。かなり砂山が削られて河口側に歩いて渡れるくらい砂浜ができましたが乗り面は直角に切り立ってしまいました。

撮影中に崩れ落ちた土砂です。

砂山前のテトラがかなり沈んで見えます。

杭前から正面側です。

正面側階段から正面に

先日のビーチクリーンで寄せた瓦礫がばらばらに。

正面側のビーチです。ビーチ自体は広くなってきています。昔の砂山を食って正面に砂がつくパターンと同じに見えます。正面から煙突前の砂はいぜんより多いです。

本日も宮城県警様による捜索活動が続いていります(毎日、本当にご苦労様です)
現状ではビーチクリーンはしばらく難しい状況です。ただ各ビーチでコンテナ撤去が進んでいます。何か少しでも海での(仙台塩釜港区)での動きがある場合はお知らせいただけるお約束になっております。来月には津波支援金とともに宮城県知事の村井様にお逢いできる手はずを整えるために現在、予定をつめております。津波支援金のご協力をよろしくお願いいたします。

ユリアゲ次回ビーチクリーン決定!


本日、名取市生活経済部商工水産課 課長補佐 太田憲夫様と前回のビーチクリーンについてのご意見とご指導をいただき、次回のユリアゲビーチクリーンの日程が決定いたしました。次回は10月2日!前回と同じ時間に同じ場所に集合してビーチクリーンを行います。多数のご参加をよろしくお願いいたします。

本日は論文を持ってわざわざSHOPを訪ねて来ていただきました。文化や考え方や生まれ育った環境がまるで違っても海を愛する気持ちは一つです。必ず、本日いただいた論文は何かの参考とさせていただきます。わざわざありがとうございました。

海岸漂着コンテナ撤去作業に関するQ&A

 昨日、宮城県仙台塩釜港湾事務所の総括担当鈴木様より津波により仙台塩釜港(高砂コンテナターミナル)から流出した海岸漂着コンテナ撤去作業に関するQ&Aのご説明がありましたので、報告させていただきます。私達に少しでも解りやすくするためにわざわざ製作いただいたものです。感謝の気持ちを忘れずにご一読ください。
Q1 被災コンテナの個数について
A1 仙台塩釜港の高砂コンテナターミナルで被災したコンテナの数は約4000個であり、高砂コンテ  ナターミナルから流出したコンテナは約2000個で、現在、残った(流出しなかった)被災コンテナ約 2400個と航路内から引き上げた335個をコンテナターミナル内に再整理(保管2735個)している。
Q2 流出したコンテナの内容は
A2 流出した約2000個の内、仙台港の安全確保のために航路内から引き上げたものは335個で、その他は、仙台湾の海岸に漂着(200個)したり、海底に沈んだもの(1465個)と思われる。
Q3 海岸漂着コンテナ個数とその場所は
A3 仙台湾内の海岸に漂着しているコンテナの明細(位置・個数・貨物の有無)については現在調査   中であるが、現在までの情報では約200個と推測される。漂着している場所は、北は石巻の大曲海岸から南は岩沼市の相の釜海岸まで広範囲に点在しており、一番多いのは、七ヶ浜町内の海岸で、塩釜市の浦戸諸島にも漂着している。4400-2400-355-200=1465個(約1500個)は不明
Q4 海岸漂着コンテナの撤去費用は
A4 海岸漂着コンテナについては、県が自治体から受託して行う震災廃棄物処理の一環として行うもので、環境省のスキーム(補助)によるもの。
Q5 何故、もっと早くからこの作業が出来なかったのか
A5 震災コンテナやその中身の貨物については、外観やコンテナ番号等により持主や荷主が特定できるため、その処分については、港湾管理者の県が、持主側で引き取るのか所有権を放棄するのかなどの手続きを行っているが、その確認作業に時間を要している。撤去が円滑に進むようコンテナの確認作業について、関係者のご協力をお願いしたい。
Q6 何故、県の港湾が仙台港全域の漂流コンテナを撤去するのか
A6 コンテナの中身の荷物は民間業者のものであり、その処分については各所有者が負うのが一般的と思われるが、このような津波により大量に流出した被害は過去に例がなく世界ではじめて)、処分する制度もない。また、海岸に漂着したコンテナのほとんどが、仙台港の高砂コンテナターミナルからの流出したものであるため、上記の確認作業を仙台港の管理者である県が行っており、更に、撤去作業についても、震災廃棄物処理として上記スキームにより県の港湾サイドが担当することになったもの。
Q7 漂着コンテナの撤去作業の内容は
A7 陸から或いは海から作業を行い、コンテナは搬出可能な大きさに現地で解体し、貨物も搬出する。処分については、コンテナをスクラップ処理し、貨物については、内容に応じて廃棄物処理を行う。
Q8 海からの作業とは
A8 作業車両(コンテナを解体する機械や積み込む重機、搬出車両)が陸上から海岸に進入できない場合は、作業車両を台船に乗せて、海上から現場へ進入し、解体したコンテナやガレキ類を台船に乗せて運搬することになる。
Q9 貨物の中身は
A9 タイヤ・木材・ゴム系資材・紙類・住宅資材・肥料・冷凍魚等・様々である。
Q10 この撤去作業はいつ終了するのか
A10 このような撤去作業は過去に例がなく、漂着している海岸線や個数を調査しながら確認作業を進めており、撤去には相当なじかんを要するが、なんとか年内中の完了を目指したい。
ここからは私の思うところです。直接の被災地(生活区域)の瓦礫が片付き、農地・緑地などの瓦礫もかなり片付き、私達が待ち望んでいた海の復興が本当に少しですがはじまりました。これからが海の作業の本番です。一部では砂浜の浸食や強い波の力から陸地を守るためにテトラなどの一時導入などの声もありますが私達が大切に守って行かなければならない海には必要とされないものです。私達サーファーが積極的に新しい市町村作りに参加し、いままで以上に住みやすい市町村に!そして私達サーファーにも配慮された市町村作りに私達はこれから何年も先を見て動きを取って行かなくてはいけません。みんなで心を一つにして、力を出し合い助け合って最高の復活を遂げましょう。