原子力発電はどのようにして電気を作る?(1-3)

原子炉は巨大で複雑なシステム

核分裂反応は、私達が日常使う熱に比べ、巨大なエネルギーを生みます。同じ量の石油と比べると、核燃料はおおよそ100万倍の熱を発生させます。

その上に、生命にとって大変に危険な放射性物質が原子炉の中で作られ、溜まっていきます。この巨大な熱と危険な放射能物資を、安全を保ちながらコントロールするために原発の原子炉は大変に大きく複雑な物になってしまいます。

発電能力が100KW(キロワット)ほどの原発で、原子炉の高さは約30mで、原子炉を包む建物(原子力建屋)は高さがほぼ50m以上もあり、そのすぐ横に学校の体育館より大きいタービン(羽)発電機などを設置したタービン建屋という発電機などを設置した建物が隣り合っています。

一つの原発全体は100万個もの部品やパイプで出来ています。大きく複雑であることは、地震で大きく揺れると壊れやすくなることにもつながります。

大きな力を引き出すために大きな機械をを作る。簡単な方法で電気を作るのに大きくすることで難しくする?残念な装置だと思いました。

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